小説 【短編小説】ソノヒト 〜第二章 「赤と青」〜
12月1日
車はいつものように、
国立府中インターを入り、
中央道を新宿方面に向かっていた。
時間は朝の6時。
ここを通過するのがいつもよりも早い。
向かう先が、勤務先の板橋ではなく、
福島県いわき市だからだ。
昨日のLINEによる雑な出張命令で
急遽、いわきにある自社工場に向かうことにな...
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